ボルボV50は、ボルボが2004年から2012年まで製造・販売していたステーションワゴンです。
V40とV60の中間ということで、V40よりも荷室が広くV60よりも大きすぎない丁度いいステーションワゴンとして人気の車種になります。
特にアウトドアやレジャーが好きな方ならきっと魅力的に感じるはずです。
現行モデルはありませんが、2012年代の車両は10年以上たった今でも良く見かけます。
それでは、そんなボルボV50について、SNSなどに寄せられた口コミと評判をまとめてみました。
V50ってコンパクトなステーションワゴンとして今でも人気なんだ。
中古のボルボ
ボルボに魅了され、ボルボを仕事にした人。
自身の経験と、ボルボ愛好家さまの知見を公開しています。
ボルボ専門のメカニックからのアドバイスも当メディアの魅力のひとつ。
訪問してくださる読者さまに楽しんでもらえるようなメディア作りをめざしています。
V50の年代別特徴とスペック
モダンエステートと呼ばれるボルボV50。
安全についてはボルボらしい構造で、フロントの特許技術を駆使した結果、最上位クラス並みの安全性を実現しています。
安全性が最上位クラスなのにエントリーモデルという立ち位置でお買い得ですね。
横置き直列5気筒エンジンを搭載し、トランスミッションは各年式ごとに何種類かリリースされていました。
北欧ならではの環境基準により、環境性能も高かったようです。
燃費もそこそこ良いのでお財布にも優しい仕様ということで最高ですね。
さらに本革シート、電動ガラスサンルーフ、キセノン、インテリアにウッドパネルを使用したモデルもある。
北欧家具のようなプライウッド(本物の木)を使用したモデルも発売されているのも個性的で素敵だと感じました。
シックな内装の中にちょっと浮いたライトオークの明るい色調というのがなんともかわいらしいんですよね。
ちなみに、スカンジナビアンとは北欧デザインという意味らしいです。
スウェーデンをはじめ、デンマーク・ノルウェー・フィンランド・アイスランドなどのスカンジナビア半島諸国らしいデザイン。響きがいいですよね、なんて素敵なの。
北欧家具といえばIKEAですよね。みんな大好きホットドッグ。
ちなみにコントロールスイッチも、ボルボらしい人間工学に基づいたデザインなのも特徴ですね。
筆者:中古のボルボ
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ボルボV50に関して、ユーザーの口コミや評判は?
口コミの中から、大きくメリットとデメリットに分けてみました。
結論から言うと、メリット7割デメリット3割といった具合だったように感じます。みなさんV50を愛しているんですね。
V50のメリット
ボルボV50のメリットをまとめました。
- V50は2.5Lモデルもあり、申し分ないパワーと加速性能がある。
- キビキビ感はありませんが、乗ってみるとボルボならではの余裕と安心感を感じる。
- FFですがFFをあまり感じさせないところも良いです。
- 金庫の中に入っている感じ。
- 使いやすいサイズ感。
- 一目でボルボとわかる存在。
総評:「乗っていて安心感がある。」という口コミが多かったです。上位グレードでは内装に本物のウッドパネルを使用したりと、気取らないお洒落さを感じられる一台。
中でも「金庫に入っている感じ。」というのは、ボルボの全車に共通することだと思います。安全性と遮音性に優れた頑丈なボディが金庫を感じさせてくれるのでしょう。
大きすぎず、小さすぎずというサイズ感も人気の理由です。機械式駐車場にも収まるサイズで女性でも運転がしやすいというのもメリットですね。
排気量は2L・2.5Lの2種類ですが、2Lエンジンにはゲトラグ製DCTミッションが使用されています。
DCTは燃費がいい反面、ミッショントラブルが多いことで有名です。長く乗りたい方は上位モデルの2.5Lモデルを選ぶと良いでしょう。
V50のデメリット
- シンプルな内装は好感持てますが、スイッチ類はすべてボタン式なので慣れが必要。
- ハンドルの径が大きいから、誤操作は防げるがシャープなハンドリングではない。
- パーキングブレーキのレバーがシフトノブの左側なので、助手席の人に手があたって操作しづらい。
- 内装はチープです。
- 2LのDCTミッションは壊れやすい。
- 天井の布が垂れてくる。
総評:致命的なデメリットはミッションくらいで、あまり酷評はありませんでした。
コンパクトゆえに操作しづらくなった内装を指摘する方が多かったです。
まとめ
ボルボそのものが派手な印象はないので、落ち着いた車に乗りたいというニーズにはピッタリだと感じました。
私自身V60に乗っていて、「少し大きいなぁ」と感じることが多々あり、次に乗り換えるならV50に乗ってみたいなと考えています。
中古車価格も比較的安価なので、輸入車デビューにも最適なのではないでしょうか。
ボルボ特有の上品さを残しつつも、日常使いを意識したデザイン。
こうしたニーズに応えながら、ボルボらしさも残すボルボって、とても真面目なメーカーと思います。
標準モデルでも安全装備は国産車の上位モデルと同程度ということなので、お得感も魅力のひとつです。
古い車両なので、良い車と出会ったら運命だと思って購入するがいいかもしれませんね。
今回は以上になります。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
ではまた。
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