ボルボの白くひび割れた本皮シートを補修して復活させる

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ボルボの本皮シートって、座り心地がいいだけじゃなく、やっぱり高級感があって素敵です。
でも、使っているうちにどうしてもキズや割れが気になってくるんですよね。本皮シートは定期的に手入れをしないとあっという間にシワやひび割れが発生するのがデメリット・・・

特に秋・冬の乾燥する季節には保湿が必須です。
他にも長時間の運転や日差しの強い日には、シートの劣化が進んでしまう原因なんです。

でも、面倒臭い。そうして放置していたら白いひび割れが目立つようになってしまった。そんな方が多いんじゃないでしょうか?

そこで、今回は本皮シートのキズや割れを目立たなくする方法をご紹介します。これを読めば、あなたのボルボのシートも見違えるように蘇るかもしれません。

1000円以下で簡単にできるので、ぜひ試してみてください。

筆者の権威性・信頼性

これまでに10万キロを超えた過走行車を5台乗り潰してきた中古車ヤドカリです。起こりやすいトラブルや修理にかかる費用までをアドバイスしています。

中古のボルボ

みんなが選ばないような不人気車に魅力を感じます。

最高距離は23万キロ

これまで過走行車を乗り潰す中で、たくさんのトラブルに見舞われてきました。

その体験談をもとに、記事を執筆しています。

さらに、輸入車専門で20年以上のキャリアがある、ベテラン整備士さんから教えてもらったノウハウが元になっているので信頼できる内容になっていますよ。

目次

本皮シートが劣化する一番の原因

まずは、なぜ本皮シートが劣化してしまうのか原因を知っておきましょう。

主な原因は、日常的な使用による摩耗、それから紫外線の影響がかなり大きいです。
ましてや、屋外駐車で乗らない間も直射日光にさらされるような環境であれば、余計に皮が乾燥してひび割れが進行します。

乗らない時には、少し面倒でもサンシェードを常につけるようにするだけでも保護できるので、まだ軽症なら今のうちから予防しておくといいでしょう。

ぼるお

わかってんだけど面倒臭いのよね


サンシェードをクルクルするのって億劫ですよね。今は折り畳み傘タイプのワンタッチ式もあるんです。一度使ったら旧式には戻れなくなるくらい便利なのでぜひ試してみてください。


また、汗や汚れが付着することでも、シートの表面が劣化することもあります。

シートの見た目が悪くなると、乗るたびに気分が下がってしまいますよね。ということで、その悩みを今回は一緒になんとかしていきましょう。

目立たなくするための準備

さて、補修を始める前に必要な道具と材料を揃えましょう。以下のものを用意してください。

  • 使い捨て手袋
  • ボロ布
  • レザー用の塗料
  • 柔らかい布(仕上げ)
  • ミンクオイル

これらを揃えれば、準備は万端です!特に手袋や布は自宅にあるもので十分。レザー用塗料は、500円以下で手に入る。
全面に塗布するわけじゃないので、小さいものでOK、数回使えますよ。

ちなみに私はちょっと高めのタラゴという有名なミンクオイルを使用。
安いミンクオイルは45グラムで500円で売っていました!

本皮に保湿ができればOKです。

レザー用塗料はこちら、500円でした。

よくダイソーにも売っていますが、黒は安い染料だと赤みがかかった仕上がりになってしまうのでご注意くださいね。

実際の補修方法

それでは、実際に補修を行っていきましょう。まずは、シートの表面をしっかりと掃除します。汚れが残っていると、補修剤がうまく密着しないので、ここは丁寧に行いましょう。

次に、キズや割れの部分に充填剤を使って埋めていきます。充填剤を使うことで、凹凸がなくなり、見た目がかなり改善されます。充填剤が乾いたら、色補正剤を使って周囲の色に合わせていきます。この作業を行うことで、キズや割れが目立たなくなりますよ!

補修前

補修中

染料を塗る際の注意点としては、なるべく広い面に塗らないことが重要です。
できる限りひび割れて黒が抜けてしまっている箇所だけを塗るようにしましょう。

タオルで塗ると上手くいかないという方は、綿棒の先に染料をつけて塗ってみると時間はかかりますが上手くいきやすいです。

補修後

すごくいい感じに復活しました。接写でこんな具合なので、離れて見ればひび割れが気にならないほどに改善。
これには超満足です!

染料は最初真っ黒なので「いいじゃん、全部塗っちゃえー」と思ってしまうのですが、時間の経過とともに赤みが目立つようになってきます

日を開けて何度も塗り直すことで完全に黒に近づけることはできますが、
赤みが気になると思うのでピンポイントで染めていくのが失敗がないですよ。

補修後のケア

補修が終わったら、次はケアです。私の場合は、ミンクオイルを塗り込むことで、乾燥を防ぎました。ミンクオイルは、皮に潤いを与え、柔らかさを保つ効果があります。これを使うことで、パリパリだった本皮シートがしっとりとし、曲がる時におしりが滑ることもなくなりました。艶が出て高級感も増したので、乗るたびに気分が良くなりますよ!

今回使用したオイル

コストパフォーマンスの良さ

ここまでの作業を行っても、1000円以下でここまで目立たなくなるのは本当に嬉しいですよね。特に、激安で買ったクルマの場合、手入れにはあまりお金をかけたくないもの。誰でも簡単にできるので、ぜひお試しあれ!乗るたびにキズが気になっていたのが目立たなくなっただけで、なんだか気分もいいです。コスパ最強です!

image2

補修の効果と今後のメンテナンスの重要性

最後に、補修の効果を実感した後は、今後のメンテナンスが大切。
定期的にミンクオイルなどで潤いを与えることで、シートの状態を良好に保つことができますよ。

また、定期的なクリーニングとして”本皮クリーナー”なる商品も売っていますが、
私はボディの仕上げ拭きで使うグラスターゾルオートを使ってしまいます。
成分が界面活性剤・シリコンなので、汚れ落としと艶出し保護にピッタリ。手軽さを重視することで長続きしますからね。

これからも大切に乗り続けて、ボルボの本皮シートを乾燥やキズから守りましょう。

今回は以上になります。最後まで読んでいただきありがとうございました。
あなたのボルボのシートも手軽に美しく保って貰えればうれしいです。

長く大切に使うって気分がいい!

中古のボルボ
ボルボアドバイザー
volvolove.comの代表です。
ボルボを専門に、クルマの魅力とよくあるトラブルについての情報を発信しています。
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